天空茶会
日本中国茶普及協会中国茶インストラクター主催
天空茶会 第二葉が終了しました。104名のお客様にいらしていただきました。
毎回茶席がほとんど満席となるような大盛況!!嬉しい限りです。
私の茶席は『華』 岩茶(奇蘭)を担当しました。
岩茶は青茶(烏龍茶)の種類で福建省の武夷山が産地になります。
武夷山の山肌は岩。その岩山で育ったお茶はミネラルを吸収しながら育ちます。
奇蘭は名前の通りに花の香りと岩茶特有のどっしりとした焙煎の味が楽しめるお茶です。
今回の茶席のテーマは“心と身体を温める”
寒くなりはじめたこの季節温かいものがこいしくなりますね。もちろん体内も温めることが大切です。
この季節には身体を温める青茶(烏龍茶)がぴったりなのです。
そしてお茶菓子はかぼちゃ豆。
大原のかぼちゃ豆は黄色のかわいいお豆。かぼちゃは冬至でも食べるように冬の野菜。
冷えの解消にも役立ち、ウィルスからも身体を守る今の季節にはぴったりの食材です。
写真のお花は茶席名の『華』 から華やかなイメージのバラを。
アジアンな籠にアレンジしてみました。
20分間のお茶席でお茶を淹れながら、お茶の話や茶席のテーマについてなどなど・・
お客様との会話を楽しみながらの時間はあっという間です。
禅語に“喫茶去”という言葉があります。
まあお茶でも飲みましょう!!とのお誘いです。
日常忙しい生活の中でひと時のお茶を飲む時間を楽しみましょう。気持ちに余裕をもってお茶を
飲むことだけに集中しましょう。お茶に集中することは人生のそのときそのときを
一生懸命生きることにもつながる。との意味合いもあるようです。日々修行ですね。
おいしく中国茶を飲むことで身体のすみずみまで幸せを巡らせましょう。
今後もお茶時間を楽しむことと、中国茶のおいしさを伝えていけるような
活動をしていきたいと思っています。